くもひとつない青空のように  迷うことのない道を歩いてきた  たとえ回り道に見えたとしても   私にとってそれが航路だ
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衝撃

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*=*=*=*=*=*=*

殺された女の子ですが、私の中学校の後輩でした。
特につながりはありませんでしたが、
ひと学年3クラスしかない、それも系列の小学校から上がってくる子が
そのうちの6割を占める小さな学校だったので、
当然のごとく何かしらのつながりはうまれていました。


小さな学校の小さな音楽部の、
後輩の親友が、彼女でした。
華奢な体につやつやの髪の毛を長くたらし、
大きな瞳をくりくりと輝かせながら、
後輩を迎えに音楽室に来たり、ときには一緒にトランプをする姿が
目に鮮やかに焼きついています。

私の同級生の、塾の後輩か何かだったのでしょう、
同級生の口から彼女の名前が出ることもありました。
なんにせよ、小さな校舎のそこここで見かけた、
彼女の姿を思い出します。



残念ながら、遠く離れて住む、
部活も学年も塾も何もかも違った私にとって、
彼女は弔電を打ったり、いずれあらためて焼香しに行ったり、
或いは彼女の命を奪った人間を、心の底から憎むほど
仲良くもなければ面識もない、中途半端な距離感の後輩です。


けれどそのことが、今は余計に苦しい。


単純に、今、彼女の未来を奪った人間が、この世にいるということが信じられない。
彼女の人生はもうここで途切れていて、続きを紡ぐことはない。
それはとてもショックで、悲しくて、悔しい。

けれどそれは、間接的な知り合いでしかなかったが故に、
『ものすごく泣ける小説を読んだときに感じる共感』のような
どこまでも第三者としての悲しみでしかないように感じるのです。


確かに彼女が生きていたところで、
これからきっとおそらく私たちは会わなかっただろうし
殆ど会話にものぼってこなかったに違いない。
連絡先だって知らないし、知ろうとする関係でもない。


そのくせ間接的にしか関係のない私と彼女の間に、
部活の後輩、そして同級生のように、
私と直接、そして深く関わった人間がたくさんいるということによって、
彼女の死やこの事件を、そんな他人事のような感じ方とは
まるで違った、いたたまれない気持ちになるのです。
「なにか出来ないだろうか」そんな思いがこみあげてきて、
いてもたってもいられなくなるのです。

けれどそんな気持ちになったとき、
私たちの関係がかえって間接的でしかなかったが故に、
何も出来ず、わが事として悲しむことすら出来ない歯がゆさや苦しさが襲います。
悲しむことでなく悔しがることでなく、言葉を失うほどの驚きだけが、
私のできる真実の行為でしかないのです。
悲しみでもなく悔しさでもなく、まして喜びの方向に向くことも出来ない、
まるで狂ったコンパスのように定まらない動きしか出来ない、
ざわついた気持ちだけが、私の心の中で唯一本物の気持ちのように感じます。






合掌。
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by ballade-T | 2007-11-26 21:31 | ひびのこと。