くもひとつない青空のように  迷うことのない道を歩いてきた  たとえ回り道に見えたとしても   私にとってそれが航路だ
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住友金属混声合唱団 第13回リサイタル鑑賞記

海の日の7月18日。
大学時代にお世話になった大好きな先生と先輩のいらっしゃる
住友金属混声合唱団リサイタルを聴いてきました!


関西では一流の大ホールで演奏会をされるほどの団。
正直第一生命ホールでは狭いんじゃないかな…と思いました。
もっともっと、関東のたくさんの方に聞いていただきたかったなぁ!

肝心の演奏について。
生意気な部分も大いにありますが、書かせていただきます。

実はリサイタルのCDも持っているのですが、
初めて社歌を聴きました。
『住友金属』と名前の入った、軽快で明朗な歌。
あとで伺ったのですが、今後どうなるか分からないということで
団員からはじめて!?「歌いたい!」という声が上がったのだそう。

1ステージはウィテカー作品3つ。
私が昔ひきこまれた、すーちゃん先生の世界でした。
すーちゃん先生の持つ、夢見るようなファンタジックな世界が
ウィテカーの輝くような和音の中に存分に表現されていて。
つまらないオトナの世界なんかじゃなく、
ワクワクしたり、うっとりしたり、
興味がくるくる動く、子どもの視界が広がっているような、そんな世界。
これがまた、住金の持つクリアな音楽と良く合うんです!
特に、cresc.が本当に秀逸。
普通だったら強調するために踏み込み(タメがあったり
いったん小さくしたり)があるのですが
それもないのに、ひゅーーーーーん、、って空いっぱいに広がっていくのです。
まるで鳶が翼を広げてスピードを上げて飛ぶように、
空気の抵抗なんてないみたいに。
鳥肌がたちました。

2ステもまたすーちゃん先生。
混声合唱組曲『深き淵より』。
やさしくて、想像の広がる歌詞に比べて
ピアノが結構壮大というか大仰な感じの曲集でした。
あれはあっちゃん先生にしか弾けないな…
日本語の作品は、それも関西の合唱団によくありがちですが、
ともすれば言葉やその感情を伝えようとしすぎて
音楽がねっちょりしたり、深刻になりすぎたりするのです。
けれどもそこはやっぱり住金。
あくまでも音の持つ美しさを壊さずに、
澄み切った音楽に仕上げていたのが素敵でした。
言語としての日本語が美しく音楽として響き、大きなキャンバスとして現れる。
そこに、歌い手たちの描く色々な想いや色が見え隠れする。
その美しい点描の一つ一つを集めて、観客がどんな想いや景色を見るか。
歌い手の想いを真正面からずどんと受け取るよりも、
そんな風に楽しめるのが住金の音楽のような気がします。

一方、3ステ4ステは日下部先生や浅井先生も交えての日本語曲。
日本の唱歌と、『永訣の朝』。
これもまたやっぱり住金パワー。
澄み切った響きと明瞭な日本語が、まさに清流の水のよう。
実に心地よく聞くことができました。
とてもとてもとっても欲張りなことを言うと、
『永訣の朝』に関してはちょっと物足りなかったでしょうか。
水彩画のような音楽が魅力の住金ですが
この曲に関してはもっとねっちょりぐっちょりと
感情のうごめきのようなものを聴きたいな、と思ったからです。
演歌で言うところの「こぶし」がもっときいているような
「西洋音楽的にはにごりやねじれを生むけれど
伝える力や魅力は増す」感じ。
でも住金の音楽には、そんな演歌ちっくなこぶしは作って欲しくない…!
なので、そう思うとそのぎりぎり破綻しないラインを
見事に作ってくださったんだなぁ、と思います。


個人的には1ステージ目がいちばん好きでした。
声も本当に素晴らしくて。
ただどちらかというと男声の方が安定している感じ?
もともと軽やかな女声なのですが、
たまにそれが浮きすぎるというか…支えがなくなる瞬間がたまーにありました。
風船を持って歌わなきゃ飛んでいっちゃうのに、
歌に夢中になりすぎてひもを離しちゃった…!!みたいな。
それでもあれだけ歌えたらやっぱり気持ちいいと思うし
そんなこと、普通だったら気にならない程度でしかないのですが。


終わった後はお世話になりっぱなしのせんたくさん、けんさんにお会いできました。
あっちゃん先生が見るなり「来てたーん!?あんた関東なんか!!」と
覚えててくださったことも嬉しかったし
すーちゃん先生と(会う度撮ってる気がする)2ショットを撮って
ふみふみのこともようやく紹介して(今まで写真だけだった)
「あんたは何でもできる子や、がんばりや!」って
言っていただけたこともとっても嬉しかったです。

住金混声合唱団、という名前は変わるかもしれませんが
これからも聴き続けたい!という
大好きなサウンドにどっぷり浸ってこれた、
素晴らしい夏の午後でした。

チケットを譲ってくださったせんたくさんに、大きな大きな感謝を。
本当に、ありがとうございました!
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by ballade-T | 2011-07-24 17:05 | おとのこと。