くもひとつない青空のように  迷うことのない道を歩いてきた  たとえ回り道に見えたとしても   私にとってそれが航路だ
by ballade-T
プロフィールを見る
画像一覧
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31
お気に入りの場所。
=おともだちの部屋。=
ほのぼーの亭
Maybe there's hope
RocK & LivE
Talk about my Thought and Days
いがの徒然日記
『人生は短編小説だ』~成澤広幸、音楽の日々~
With Art photolog
Your Love and The Crossing.

=ぷろふぃーる。=
なまえ:ballade-T
  うたうときには ballady
じゅうしょ:
  やまがた市やまのふもと
うまれたところ:
  はこだて市うみから5分
すきなこと:
  おんがく全般、料理、
  ぴくにっく、どらいぶ
おおきさ:
  びりやーどのキューと同
  じくらい
カテゴリ
全体
ひびのこと。
たびのこと。
ほんのこと。
おとのこと。
こころのゴミ箱
ことばつむぎ箱
以前の記事
2013年 03月
2012年 04月
2012年 03月
more...
ライフログ

自己ベスト


ave maria


天使なんかじゃない―完全版 (1)


下弦の月―Last quarter (上)


ぐりとぐら


魔女の宅急便


GTY‐550040 ショパン全集3 バラード (パデレフス

DELFONICS
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧

あの日から、2週間。 (1)

今日の川崎はお天気も良くて、余震もほぼ感じなくて、
街に停電の影響があふれている以外は、本当に日常が戻ったかのよう。
でも本当は、違うところにいろいろな影響があります。
家や家族など大切なものを失ったわけではないけれど、
震災前の姿とは違う生活をしているという意味で、
私たちもまた、ある種被災者なのか、と思うといてもたってもいられません。

あの日、私はいつものようにパソコンをいじっていました。
テレビをつけながら、だらだらと。
するとゆさゆさ、と揺れ始めました。
私は地震がとても怖いので、いつも自分を落ち着けようとします。
けれど揺れは大きくなる。
家中が、ぐわしゃぐわしゃぐわしゃと音を立てています。
そばに立てかけてある大きな本棚を押さえながら、
ふるえる手でNHKをつけようとしました。

しかし、チャンネルを変えようとボタンを押したところでTVが消えたのです。

日中で明るかったので、一瞬停電だと気付きませんでした。

はっと我に帰り、「この大きな揺れは停電だ」と悟った瞬間
「これは大地震だ」「閉じ込められるかもしれない」
「外に出なければいけない」と
それまでただパニックだった頭がパニックなりに冷静になりました。


泣きながら窓を開け、扉を開け、お風呂場とトイレの扉を開け、
玄関を開け、ロックを挟んで扉が閉まりきらないようにしてから
どさどさと音を立てて揺れる中を、階段で1階まで降りました。


外の駐車場では止まっている車がぼうん、ぼうん、と跳ねています。
桜の木も電信柱も、ゆっさゆっさ、ぐらんぐらんと揺れています。
大風が吹いた、とかそういう景色ではありません。

いつも声を交わす管理人さんも外に出ていました。
顔を見るなり、「こわいー、こわいー」と叫び続けました。
管理人さんの腕をつかみ、声を出し続けることでしか
その場で生きていられないような気持ちになったのです。



どれくらい経ったでしょうか。
ようやく揺れが収まり、私はすぐさま心を落ち着け情報収集をしました。
ケータイから得た情報は、『震源三陸沖、M7.9(当時) 
川崎市中原区は震度5弱』ということでした。
私の人生で一番怖かった、北海道南西沖地震の揺れより大きかったので、
その震度に納得しながら「どこかで津波の被害が出るかもしれない」と
おぼろげに思っていました。



大通りから少し入った住宅街だったので
街の大騒ぎからは隔離されていました。
けれども、1人になりたくなくてその場を動けずにいると
それぞれ部屋にいた奥様たちも出てきました。
皆で肩を寄せ合うようにして、
またケータイで得た情報を話しながら、道路の真ん中に避難していました。
学校の子どもが気になって、迎えに出るお母さんもいました。



(つづく。)
[PR]
by ballade-T | 2011-03-25 18:48 | ひびのこと。